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旧広島市民球場の歴史と未来を守る会

kyuushimin.exblog.jp

カテゴリ:サポーターからのメッセージ( 3 )

朗読してみてください。

ある方から、創作詩をお送りいただきました。
一読しておわかりのように峠三吉「原爆詩集」の序がベースになっている詩です。

原爆に対する峠三吉の慟哭ともいえる怒り。その怒りと憎しみに、理不尽に市民球場が解体されることに対する自分の怒りをかさねてみたということなのでしょう。

元の詩で峠の怒りは広島に原爆を投下し、さらに朝鮮戦争でも使用しようとしたアメリカに向けられています。その相手が伏せられていることで、逆に憎しみが増幅するようです。

この詩でも怒りの「相手」は書き込まれていませんが、読む方それぞれに想像しながら読んでもらえば、この詩の味わいはひとしお濃厚なものになることでしょう。

まずは峠三吉の詩から

   

ちちをかえせ
ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ

わたしをかえせ わたしにつながる 
にんげんをかえせ
にんげんの にんげんのよのあるかぎり 
くずれぬへいわを 
へいわをかえせ 




  かえせ!

きゅうじょうをかえせ
しみんのきゅうじょうをかえせ
としよりにかえせ
こどもにかえせ

わたしにかえせ
わたしにつながる
しみんにかえせ

ひろしまの
ひろしまのしみんのあるかぎり
くずれぬきゅうじょうをかえせ
きゅうじょうをかえせ





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写真はマリーナチャンネルより
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by shiminwomamoru | 2010-12-26 15:10 | サポーターからのメッセージ

それぞれの市民球場への思い。

市民球場に広島市民がなぜこんなにもこだわるのか。
それはもちろん、その誕生の経緯と半世紀にわたる市民との切っても切れないかかわりがあったからです。

でも、もしかすると広島市民ではないひとびとが客観的に見るおもいのなかに、その本質が垣間見えるのかもしれません。

そんな意見を紹介してみましょう。

まずは、広島カープファンであったニュースキャスター/ジャーナリストの故・筑紫哲也さんの手紙から。
カープ草創期のころの広島を描いた「かっとばせ!ドリーマーズ」を制作した広島映画センターに寄せられたものです。
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「広島市民球場に出かけるたびに、胸に熱いものが込み上げてくるのは、ファンとして当然のことである。が、単にそれだけでもないとも思う。ここは何よりも市民の球場である。そして日本のプロ野球で唯一、市民球団として誕生した広島カープの本拠地である。地域社会と固く結び付いてチームは育っていくというプロスポーツの本来の姿をもっとも濃厚に体現しているチームがプレーをし、それを支える人たちがゲームを見に来る場所なのだ。
他の球場とどこか雰囲気が違う。さらに違いを際立たせている光景がある。球場から位置によっては眺め下ろすこともできる原爆ドームである。指呼の位置にそれは在る。
原爆も野球もアメリカがもたらしたものである。前者は語るもいまわしい悲劇をもたらし、その焦土のなかで人々が立ち上がるなかで希望と夢を―とくに少年たちに―もたらしたのが後者だった。進駐軍としてやってきたかつての敵兵たちと、被占領者との間をつないだのも野球(ベースボール)という共通語であった。<中略>
戦争中は敵性スポーツとされたひとつの競技を、その敵からもっともひどい攻撃を受けた側が、戦後の立ち直りの手段のひとつとして見事に自分のものにする。そこにあるのは野球という偉大さとともに、それを使いこなしていった人たちのしなやかな感性と活力だったのだろう。<後略>」


つぎは先日の「模擬住民投票」を2回とも手伝ってくれた滋賀のWさんからのメールです。

6日もお世話になりました。
(旧)広島市民球場フォーラムのブログにも、しっかりと書いてくださっていて、いろんな人、意見があるのだと思いますが、6日、わたしにも「がんばってね!!」と言ってくださった人もいて、本当にまだまだこれからだと感じました。
実際、まだこの問題自体を知らない人も多いですよね・・・。市がきちんと説明責任を果たして来なかったことの表れですが、「わからない」と言う人も割と多くて。
それで「市民の理解を得ている」などとよく言えたものだと、あきれてしまいます。

広島市民球場って、広島が元気になる原動力であっただろうし、広島の人や「広島」という地域にとっては、まさに“恩人”とも言えるものだったはずです。その恩義も仁義も無いのか?と、今まで元気をもらってきた、みんなで共有する夢をつくってくれた市民球場に、恩返しをしてもいいのじゃないか?(むしろ恩返しをするべきではないのか?)と、つくづく思います。それをなんの配慮も市民の納得も無いままに解体するなんて、そういうのを「恩を仇で返す」って言うんですよね。

6日に肌で感じたことは、“純粋な気持ちで「市民球場が好き」だって人はやっぱり多いのだな・・・”ということです。
わたしも「解体に賛成か反対かをお訊きしています」という言い方をしていて、何か言って来る人以外は特に詳しくお話したりしなかったのですが(数をこなしたかったので)、「どちらかに〇するだけ?じゃあ・・・反対」と言う人が一番多かったです。
率直なところは「残してほしい」「残したらいい」「残してもいい」がほとんどなのでしょうね。
貴重な経験をさせていただきました。


                     以上
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by shiminwomamoru | 2010-11-09 09:50 | サポーターからのメッセージ

なんで残してくれんの?

サポーターの方からの応援メッセージ -その1-

               滋賀県 Wさん

広島市民球場のことは、わたしは日本全体の問題だと思っています。
お話すると長くなるのですが・・・・野球界の面と、戦後の市民生活の面と、現在の行政の問題を凝縮したかたちですごく重要な局面に来ていると思うのですが、ただ とにかく広島市民球場がものすごく好きで、大切だと思っているのです。
いつまでもあの場所にあってほしいし、あり続けてほしいです。
広島市民球場を残してほしい!という人は全国にいるでしょうし、もっと多くの人にこの問題を知ってほしいのと、広島で活動をがんばってくださっているのを なにか一緒にできたら、という気持ちなので、滋賀でも広めたいです。
本当は駆けつけてチラシを配ったりしたいのですが、なかなかお手伝いもできず申し訳ありません。

ご存じかと思いますが、スポニチで、10月1日から 山本浩二さんの 『我が道』 という連載が始まりまして、「旧広島市民球場は聖地だった」 とあります。 「思い出が詰まった球場の閉鎖。ひとつの時代の終焉にあたって我が野球人生を振り返りたい。」 で結ばれていて、しまうなー、片付けるなー、と言いたいですが、これからどう展開していくのか気になります。

ブログにもありましたが、子どもたちの思いも大事ですよね。わたしが広島市民球場の周りを歩いていた時も、少年たちが「なんで残してくれんのやろう・・・」と見上げていたのが心に残っています。これからの子どもたちにも、広島市民球場が夢や希望であってほしいな と願います。

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by shiminwomamoru | 2010-10-04 14:10 | サポーターからのメッセージ