ブログトップ

旧広島市民球場の歴史と未来を守る会

kyuushimin.exblog.jp

カテゴリ:日報( 27 )

夜明けは近い?

裁判が終わったあと、傍聴の何人かとマリーナで食事。

今後のこととか、新年会のこととか、いろいろ語りあったあと外にでてみると、いくらか寒さがゆるんだ晴天の繁華街を一陣の風が吹き抜けていきました。

もしかして市民球場を天上から見守ってくれている先人たちからのエールだったのでしょうか。
その風を感じたみんなの顔が、一瞬ほころんでいました。

ようやく広島に、さわやかな風がもどってきたようです。


ちなみに、きょうの裁判は形式的な文書のやりとりだけでした。
広島市側から出てきた準備書面に、ざっと目を通しましたが、でたらめの経緯を文書にしたものなのですから、つっこみどころは満載。これに反論する文書をこれから作成しますが、いずれ内容を公開できればとおもいます。

3月の初旬あたりが、ひとつの山になりそうです。
[PR]
by shiminwomamoru | 2011-01-14 16:01 | 日報

シンプルな事実。

いよいよ本格的な解体がはじまり、相撲でいえば広島市民は徳俵でなんとか残っているといった感じになってきました。

これからは、強行されつつある市民球場の解体を見守りながら、広島市民は“市民球場の再生”をめざしてぎりぎりの攻防を展開していくことになりました。

解体の差し止めを求める本裁判。解体の賛否を問う住民投票の再請求。そして広島市の跡地利用計画の賛否を問う住民投票の実現…。これらに取り組みながら、来春に控える市長選で「民意なき独善市長」の多選を阻止して、市民の声を市民球場問題に反映してくれる候補の当選を目ざす。そんな展開になりそうです。

来春には、やさしい、おもいやりのある市長を実現し、解体がストップした市民球場の荒れたグラウンドをみんなでならして楽しくキャッチボールやサッカーを楽しもうじゃありませんか。
それから再活用を、じっくりと考えても遅くはないでしょう。
百年先に市民が後悔しないように。

ということで、またあらたなステージに入ってきたわけですが、いまいちどここで再確認しておいたほうがいいでしょう。
いま広島市というか、秋葉市長が強行している市民球場の解体に民意はなく、市民の願いやおもいを踏みにじった暴挙であるということを…。

すでにお知らせしているように、「市民の市民による市民のための模擬住民投票」では、ほぼ2千人の市民の約8割が解体反対に投票しています。

そのデータが民意であることは、下記の記事や数字からも納得していただけるでしょう。
b0207942_2252748.jpg
中国新聞 09.6.6
b0207942_21479.jpg
RCC「Eタウン」より(資料提供AFH)

(すこし読みにくいとおもいますが、左下の円グラフで、広島市の計画案のまま解体をはじめていいかどうかという問いに1500人の市民の83.5%が「思わない」と答えています)

やはり、約8割が解体に反対。
数字は冷徹に現実を教えてくれます。
[PR]
by shiminwomamoru | 2010-12-27 02:31 | 日報

むき出された牙。

20日から重機を使った市民球場の解体がはじまりました。
いままでも「解体」、「解体」という既成事実づくりのための広島市のバフォーマンスには、このブログではいちいち反応はしてきませんでしたが、今回はさすがに座視してはいられません。

とうとう、やってしまいました。
広島市、というか秋葉市長は、とうとうパンドラの箱を開けてしまったのです。
このパンドラの箱には、憎しみ、怒り、病、悪意といった、この世の悪のすべてとともに、被爆死したひとびとの怨念も閉じ込められていたにちがいありません。
それがこのたびの暴挙で解き放たれてしまったのです。

広島のひとびとにとっては、8月6日と10月15日は決して忘れられない日。
昭和20年の8月6日は、いうまでもなく原子爆弾が投下された日。
昭和50年の10月15日は、広島東洋カープが初優勝した日です。

そしてこの日、平成22年12月20日は、広島市民球場の重機による解体がはじまった日。秋葉市政がこれまで口辺に隠して来た牙を剥いて市民に襲いかかった日として、広島市民は未来永劫忘れることはないでしょう。たったひとりの跳ねっ返りの首長によって、市民のかけがえのない財産が破壊された日として。

しかし、この世のあらゆる悪が閉じ込められていたパンドラの箱には「希望」も入っていたように、私たちも絶望することはありません。

もし今回の解体が完遂されても、それは来年3月の第一期工事分のみ。
ここで市長が変われば、いや市民が変えれば事態は一転することでしょぅ。

この怒りを、この嘆きを、この悲しみをバネに広島市民は市長の首をすげかえて、残った球場の一部を基礎として、市民球場の魂を継承する器を建設していけばいいのです。

夜明け前の、深い闇。いま私たちはそんななかにいるのです。
[PR]
by shiminwomamoru | 2010-12-22 19:43 | 日報

さすが現役女優!

きょうの第1回口頭弁論において、陳述をおこないました。
その文言をそのまま下記に転載します。

もしかしたら大きな岩が動くんじゃないか、そんなおもい、期待がわいてくるような土屋女史の熱弁でした。

(以下、廷内での陳述)

 この廷内にいらっしゃる裁判官、そして傍聴席の方々にひとこと申し上げたいと思います。
 本日の裁判にいたるまで、私たち広島市民は市民合意のないままに強行されようとしている旧広島市民球場の解体をなんとか止めようと、さまざまに活動してまいりました。あるグループは炎天下のスタジアムに出向いて23,295筆の署名を集めて市議会に提出し、またあるグループは何度も市民フォーラムを開催して市民球場の再活用を模索してきました。「最後には市議会の良識によって性急な解体にはストップがかかるだろう」、そんな期待から市議を説得してまわり、市議会も多数の市民が傍聴し、市民の思いを伝えてきました。
 市議会においても「市民合意が不十分」との意見が多かったにもかかわらず、結局一度も、広島市からの説明の機会は与えられませんでした。残念ながら民意は反映されることなく、解体のための廃止条例修正案は可決されてしまったのです。6月1日、市民は市案のイメージパースが示されて初めて全貌を知ることとなりましたが、22日後には決議されるという驚くべき早さでした。
 この瞬間、私たち市民は広島市政に民主主義の理念が欠落している現実を目の前につきつけられたのです。
 そのときの失望、落胆はいかばかりだったことでしょう。信頼の絆で結ばれていなければならない市民と行政とが、残念ながら不信と対立の構図に陥ってしまったのです。平和都市広島がこの有様で良いのでしょうか。
 そこで私たち広島市民は法の裁定にゆだねるべく、解体差し止めの仮処分を求めて提訴することとし、さらに本日の本裁判にまでいたりました。

 しかし、この法廷という神聖で冒すべからざる審判の場にまで、広島市はいつわりの論拠を持ち出し、法をあざむき、市民のかけがえのない財産である旧広島市民球場の解体を強行しようとしていることに、広島市民として憤りをおさえることができません。
 被告広島市の答弁書では「旧広島市民球場の存続によって保たれる市民のアイデンティティーが確立しているとまではいえない」、その根拠として「旧広島市民球場の存続を求める意見は全体の10%に過ぎなかった」と述べています。しかしそのアンケートは「現球場跡地利用に関する提案について」であったり、「跡地利用の基本方針について」という意見を募集したもので、保存や解体の賛否を問うたものではありませんでした。それをあたかも解体の民意を問うものと曲解し、ねつ造して市民合意なき跡地計画案を強行しようとしています。その意見内容の事実については明白にしていきたいと思います。
 市民の意思が市政に反映されていないため、私たちは「旧広島市民球場解体の賛否を問う」住民投票を広島市に請求いたしましたが、あの市内中心部の広大な土地の問題が「市政運営上の重要事項にあたらない」と、市民感覚からはまったく理解できない理由で却下されました。そこで私たちは、市民自らの手で「旧広島市民球場解体の賛否を問う」模擬住民投票を市内四カ所で実施いたしました。
 およそ2000 票を集めた投票の結果は、解体賛成が233 票、反対が1651 票。つまり解体に賛成が12.4%、解体に反対が87.6%という厳然たるデータとなってあらわれました。やはり広島市が主張してきたデータとは全く逆のものでした。存続を求める希望者は市民の1割に過ぎないと言う論拠はどこにあるのでしょう。
 旧広島市民球場の存続を求める意見が90%近くに達する以上、旧広島市民球場が存続することによって保障される、広島市民のアイデンティティーが確立していることは明白で、その解体は市民のアイデンティティーを破壊し、市民一人ひとりの幸福追求権を侵害することにほかなりません。

 旧広島市民球場の解体が強行されようとしている今、その暴挙によって「戦後広島の復興のシンボル」が解体され取り返しのつかなくなる前に、法の厳正な判断によって工事にストップをかけ、市民の意思を問うための手立てをしていただきたく、切にお願いいたします。


以上
[PR]
by shiminwomamoru | 2010-11-26 18:24 | 日報

あるべきものがあることの至福。

夕方に所要で旧市民球場近くにでかけたので、マリーナに寄ってmimamorikunと同じアングルからしばらく眺めてきました。

とくにかわりはなく、いつものように球場は泰然とそこにあるのでした。
そんな当たり前の光景が、なんともいえずうれしく、ありがたいというのは不思議な感覚です。

どことなく球場のまわりは、ゆったりと時間が流れているようです。
そんなテンポで、ゆっくりとこの球場の行く末をみんなで議論すればいい。そんなおもいが、ふつふつとわいてきたのでした。

ところで先日、このあたりの町内会に広島市のほうから解体工事のあいさつにきたそうですが、あれだけ「解体、解体」と騒いでおきながら、いまさらのようにのこのこやって来たことに地元のひとたちは怒り心頭だったようです。

町内会としては球場の解体を是認したわけではないということでしょう、その場でいくつかの申し入れをしたとかで、広島市はまた工事の着工までの課題を抱えてしまったようです。
[PR]
by shiminwomamoru | 2010-11-17 20:31 | 日報

「解体賛成」の人はあまりいません。

本日の模擬住民投票、「本通り西詰め投票所」での投票は無事に終了しました。
ご協力いただいた市民のみなさま、ほんとうにありがとうございました。

午後1時過ぎから4時まで3時間足らずでしたが、500票近い投票をいただきました。
いずれ投票結果は発表いたしますが、とりあえず出口調査の発表をいたします。

 解体に賛成  64票
 解体に反対 325票


 今回も「解体反対」が圧倒的でした。

このみなさんの思いを、しゅくしゅくと下記のような見解らしい広島市にプレゼントいたしましょう。
b0207942_19114742.jpg
週刊文春11月11日号

実は10年以上前から老朽化が問題視されてました。他チームから「シャワーやロッカーが汚いぞ」とか言われて(笑)。それに加えて04年のプロ野球再編騒動があって、カープが消えるかもしれないという危機感も生まれた。新球場への移行が急務になったんです。旧球場がカープの本拠地だったのは昨年の3月までです。すぐに取り壊す予定だったんですが、予算の問題もあって、ようやく今年8月末に閉鎖となりました。先月、球場の備品を競売にかけたときは想像以上の高値で売れてびっくりしましたよ。でも、閉鎖を残念がる人はあまりいません。ファンも快適になった新スタジアムには満足しているみたいです。」(広島市都心再開発部 杉山朗さん)/写真提供 共同通信 

ちなみに、都心再開発部旧市民球場跡地担当課は下記だそうです。

〒7308586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号
電話082-504-2758
FAX  082-504-2309
メールアドレスtoshin-s@city.hiroshima.jp
[PR]
by shiminwomamoru | 2010-11-06 19:33 | 日報

観て、念じて。

mimamorikunありがとう。
きょうの夜景も、なんともいえずいい雰囲気です。

半世紀あまりの年月、のべ何千万人の親子が、そして恋人たちがこの球場に足を運んだのでしょうか。
そんな人々の悲喜こもごもが記憶となって宿ったこの球場の魂が、いつまでもここにありつづけますように。

まだ、まだ、市民球場。
がんばれ、市民球場。
b0207942_2091593.jpg

[PR]
by shiminwomamoru | 2010-11-04 19:54 | 日報

ふたつの住民投票請求、その経過。

きょうは、「旧広島市民球場解体の賛否を問う」住民投票実施請求却下に対する「行政処分取消請求事件」の第1回の口頭弁論が 広島地方裁判所にて行われました。

所要時間は5分もあったでしょうか。口頭弁論といっても、広島市側からは「次回の口頭弁論で答弁書を提出する」という、まるで市民をおちょくっているような対応をいただきました。

却下の処分を不服として提訴したのが9月27日。それからひと月あまりも経ているにもかかわらず、まともな答弁すらできないのですから、こういってはなんですが負けを覚悟しているのでしょうか。

なるべく時間をかせいで、その間に解体を進めてしまおうというのが広島市側のハラでしょうから、まずはこんなもの。これも法廷闘争のうちでしょう。
われわれ市民は、この広島市側の不誠実な姿勢をあらためて頭に刻んでおくべきでしょう。


いっぽう、この1日に却下いただいた「(広島市民球場の解体を前提とした広島市の)旧広島市民球場跡地利用計画案の賛否を問う」住民投票実施請求の交付申請の方ですが、本日しゅくしゅくと異議申立て書を広島市の方に提出してきました。

申請を却下した市民局が異議申立ての窓口になっているというのも、またなんとも前近代的で非民主的な話ですが、どうやらいまの広島市はそういうところらしいので仕方がありません。
一応、国際平和都市広島らしく民主的に、そして平和的に住民投票申請をしゅくしゅくと受理するべきではないか、と再考を促すということでの提出です。

異議申立てが却下された場合は、上級官庁に申立てをすることになることになるとおもいますが、それはまたそのとき判断しようとおもいます。

まだ、まだ、市民球場!

広島市民のみなさん、そして全国の応援団のみなさん、まだまだですよ。
[PR]
by shiminwomamoru | 2010-11-04 17:55 | 日報

イベントレポート - その2 -

「旧広島市民球場解体の賛否を問う」

お待たせしました。
「模擬住民投票」の結果を発表します。
(投票にご協力いただいた市民のみなさん、ありがとうございました)

日時 10月24日(日)
   午前10時から午後4時まで
場所 旧広島市民球場正面 
対象 
広島市の「さよならイベント」に参加されたひとびとを中心に公開の場で、老若男女年齢を問わず実施。
方法
住民投票用紙に解体賛成、反対のどちらかに「○」を書いてもらい、投票箱に投函してもらいました。同時に「出口調査」のボードに「賛成」「反対」のシールを貼ってもらい、賛否のパーセンテージをわかりやすく表示しました。

結果は下記の通り。

解体に賛成(青) 85票  解体に反対(赤) 930票

b0207942_1745194.jpg


もう圧倒的に「反対」が賛成をうわまわりました。

パーセンテージでいうと、解体反対がほぼ95%。
(出口調査では、解体反対がほぼ92%)

これはもう旧広島市民球場解体に「賛成」か「反対」かという問題ではなく、民意は「解体反対」ということです。
したがって市民合意のない「解体に反対」が主流派で、一部に「解体賛成派」がいるという構図が今回の住民投票で判明したといえそうです。

この民意を広島市は、どこをどう解釈して「解体に反対の市民なんて10%程度だ」と強弁してきたのでしょうか。
もしかして「賛成」と「反対」をずっと勘違いしていたんじゃないでしょうかね。
[PR]
by shiminwomamoru | 2010-10-28 18:08 | 日報

イベント報告 - その1 -

みなさん気になっているとおもいます。

先日の「感動ふたたびフェスティバル」で実施しました「模擬住民投票」の結果ですが、いましばらくお待ちください。
もうすぐ発表できるとおもいます。

当日はあいにくの雨でしたので、企画した「オークション」ができなかったり、内容がすこし変更になったりしましたので、そのへんのいいわけもふくめてご報告いたします。

まずは「始球式」です。

旧広島市民球場内で行われた広島市の「さよならイベント」では、これでさよならよ、とばかりに「終球式」が行われましたが、結果は殺伐とした後味の悪いものになってしまったようです。

いっぽう球場の外で守る会が企画したのは、市民球場にはこれからもあらたな感動をお願いします、という「始球式」。
当日イベントに参加してくれたリトルの選手にお願いしてやってもらいました。

こちらは、ほのぼのとしたなかで無事終了。
始球式に使ったボールは、使い古しの軟球でしたので、オークションに出す予定だったカープ大竹投手のサインボールと、86年優勝記念ボールを記念に進呈しました。
b0207942_19421672.jpg

[PR]
by shiminwomamoru | 2010-10-27 19:43 | 日報