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旧広島市民球場の歴史と未来を守る会

kyuushimin.exblog.jp

緊急出版!

「広島市民球場問題」とは、いったいなんだったのか?
その謎、その経緯、その真相は…。

すべての答えが、この1冊の本にまとめられました。

広島市民球場とともにあったひとびとへの鎮魂歌。そして、未来のこどもたちに捧げる記録としてぜひお読みください。

広島市民球場問題、さらに広島市の実態を知ってもらい、未来への戒めとするために、おおくのひとびとに宣伝いただければとおもいます。

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著者 堀 治喜
発行 文工舎
定価 780円(税別)

10月20日発売
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# by shiminwomamoru | 2011-10-08 15:03 | アナウンス

ひとつの区切り。

昨日、広島高等裁判所において広島市民球場の解体工事差し止めを求める「建造物取壊禁止請求控訴事件」の判決があり、原告の主張はいずれも「棄却」という残念な結果となりました。
 広島市民のひとりとして、また広島市民の気持ちを代弁して市民の財産である広島市民球場をなんとか守りたいと法廷の場で広島市と争ってきましたが、行政と司法の「非常識の壁」を崩すことはできませんでした。まことに慚愧の念にたえません。

広島市が市民球場跡地計画案の応募提案のなかから優秀案の2案を公表した2007年の夏、そのあまりにもお粗末なプランに危機感を抱いた市民から計画案の再考、そして市民球場解体凍結の声が上がってから4年あまり。市民の声はことごとく踏みにじられ、市議会の良識はくつがえされ、とうとう法的な手続きにおいても正義が示されることはありませんでした。
 すでに市民球場の解体が進んでいるいま、最後に残されたのは「神の審判」のみとなってしまいました。

60有余年前、1個の原子爆弾によって広島を破壊したアメリカのように、広島市は市民の財産を理不尽に破壊した非人道的な組織として、いずれ断罪されることになるでしょう。
あまたの広島市民の怒りの声、市議会に残された議事録、そして裁判の過程で暴露された広島市の非民主的な姿勢。これらは行政にあるまじき記録として残り、将来にわたって広島市は市民によって、いや世界各国から告発しつづけられるにちがいありません。

原爆慰霊碑の石碑に刻まれた懺悔のことば、「安らかにお眠りください あやまちは繰り返しません」の碑文、あれと同じことばを広島市はまたあらたな石碑に刻まなくてはならなくなりました。もはやとりかえしのつかない愚行に愚行を重ねた責任者として。

市民球場の解体が事実となってしまった以上、法的な手続きによって解体にストップをかけるという目的は無効となりました。そこで今回の判決を受けて、控訴することは断念いたします。
あとは、このような広島市の横暴をなぜ止めることができなかったのか、私たち広島市民ひとりひとりが、あらためてふりかえってみるべきなのでしょう。

これまで債権者として名を連ねていただいたみなさま。そしてさまざまな局面で支援いただいた多くの市民の方々、そして全国各地で今回の問題を注視し応援いただいたみなさま、ご期待にそうことができず申しわけありませんでした。そして、ありがとうございました。

なお、住民投票請求申請却下の取り消しを求める裁判の方は、昨日控訴いたしました。
裁判の結果はどうなるか予断はゆるしませんが、この係争のなかで広島市の非民主的な姿がまたつぎつぎに暴かれていくことになるでしょう。
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# by shiminwomamoru | 2011-09-22 10:59 | ニュース

裁判短信

本日13時10分から広島高等裁判所にて「第299号 建造物取壊禁止控訴事件」の判決、です。

結果は、のちほど。
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# by shiminwomamoru | 2011-09-21 11:06 | アナウンス

良識と判決のはざま。

昨日の判決について

昨年9月8日に「旧広島市民球場解体の賛否を問う」住民投票実施請求を提出しましたが、17日には「重要事項でない」との前市長決裁で却下され、27日に不服とし提訴してから早一年が経ち、ようやく本日の判決日を迎えました。

この訴訟は、地方自治法や住民自治のあり方、その現代的な課題である住民投票制度のあり方と理念を問うものであり、住民投票手続きを巡る「自治体の裁量権の是非を問う」異例の訴訟であると言われてきました。市民の球場問題で私たち市民は排除され続け、いわば最後の手段として、司法の良識ある判断を期待しておりましたが、残念ながら棄却判決とのことです。本日の判決内容は、住民投票請求却下が不当になされたことに加え、「住民蔑視」の姿勢を示したということであり、一層失望感と憤りを感じています。

旧広島市民球場の解体に至る経過についてはご承知の通りです。市政の懸案事項、重要事項の筆頭課題であり、議会決議も二転三転した揚句、最終的に市案は白紙となり、跡地計画のないまま解体だけが進行しているという大事業です。松井市長は検討委員会を設け議論を再始動させる―とのことですが、これまで市民の声が反映されなかったのですから、これから反映されるとは到底思えません。これが「国際平和文化都市・広島」の実態です。
秋葉前市長が「市民の市民による市民のための広島市政を実現するため」と、2003年に住民投票条例を制定してから8年間、昨年初めて3件の提出がなされたのですが、全て却下されてしまいました。これからも実施されることはないでしょう。何故なら、市長や市にとって都合の悪いことは住民投票の対象にしなくてもよいという解釈がなされてしまったからです。常設型であり、発議権も住民のみ―という広島市の住民投票は、全国でも先進的と言われましたが、本当は<市民が使えない矛盾した住民投票制度>だったことが判明したのです。私は今でも、条例の不備というより条例違反を行っていると思うのですが。いくら理想的な制度であっても、正しく機能されなければ何の役にも立ちません。
実は6月に松井市長に確認しましたら「旧市民球場の問題は重要事項である」と私たちの前で明言されました。「重要事項ではない」という却下事由がなくなった現在、住民投票の再請求が出されたら、今度は市や市長はどのような回答をするのでしょうか。しかしながら、もしも請求が受理され、必要数の連署が集まり、初の住民投票が実施される事態になったとしても、本格的な解体がなされている現在、投票することの意味は全て失われてしまいました。戦後復興の大切な財産を惜しげもなく消し去った、広島市及び現市長は、市民に対しどのような弁解と償いをするのでしょうか。
旧広島市民球場の問題は単なる球場問題ではなく、被爆地広島の復興と文化に関わる問題だと思っています。広島市には被爆地広島として世界に示せる都市政策が何もないことは、広島市民として最も残念なことであり、魅力ある都市としての発展も危ぶまれます。

もちろん控訴いたします。         以上

                     平成23年9月14日
                      原告 土屋時子
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# by shiminwomamoru | 2011-09-15 20:44 | 住民投票について

判決短信。

本日、広島地方裁判所にて住民投票却下処分に対する「行政処分取消請求事件」の判決がありました。
申し渡しは「棄却」でした。

「不当判決」
こののぼりを掲げて廷内を走るベキだったでしょうか。(笑)
まあ、日本の裁判でなされる行政裁判というものは、ほとんど不当ですから、いちいちそんなことをしていたら廷内が大混乱でしょう。

この判決に対する原告からの反論は、またあらためて掲載いたします。

追記
人生、まっとうに生きさせたいのなら、決して裁判官になんかさせてはいけませんよ。世のお母さんたち。
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# by shiminwomamoru | 2011-09-14 17:49 | 住民投票について

「球場の終焉」と「悪政の継続」

過日はじまった市民球場の解体。ほんとうに広島市はとりかえしのつかないことをしてしまいました。
この責任はきっと未来に渡ってついてまわることでしょう。

かつて被爆の被害も忘れて「原子力の平和利用」に広島市が無自覚に加担したことで、いまでは日本国内に原発が50基あまりもできてしまいました。
そして、そのうちのひとつがメルトダウンし、また私たちはあらたな放射能被害に見舞われてしまいました。

そして、今回の市民球場の破壊。
行政の継続とよくいわれますが、行政が継続しているのは「悪政」ということなのでしょうか。

結果、市民球場は解体されることになってしまいましたが、これまでの経緯をした本が近々発刊されるようです。
そのせつは、またご紹介します。

なお、下記のように裁判がありますのでご案内しておきます。
そろそろ法廷のほうも、ひと区切りです。
お時間のあるかたは、のぞいてみてください。


9月14日(水) 13:10~  広島地方裁判所にて
        「第26号 行政処分取消請求事件」(住民投票)

9月21日(水) 13:10~  広島高等裁判所にて
        「第299号 建造物取壊禁止控訴事件」
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# by shiminwomamoru | 2011-09-10 14:43 | アナウンス

抜けない「伝家の宝刀」?

ダイヤモンド社のビジネス情報サイトに、広島市の住民投票に関するレポートが掲載されています。

記事はこちら
広島市のでたらめぶりがよくわかるとともに、上っ面だけだった“秋葉市政”が懐かしく思い出されます。
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# by shiminwomamoru | 2011-07-29 15:18 | お笑い広島市

いい加減にしてほしいことと、まだまだつづけること。

松井新市長の決断で市民球場跡地の計画案は白紙にもどりました。
もどりましたが議会決議があるから解体は進めるということですが、計画を進めるための解体予算ですから計画が白紙にもどれば見直されるのが一般常識、社会常識です。

それがつうようしなかった行政、市議会だったから市民球場問題はこれほど混迷し、迷走をつづけてきたのです。

そのことがまだ行政にも市議会にも理解できないようです。ほんと困ったものです。

でも「まだ、まだ、市民球場」。
最後の最後まで可能性があるかぎり、未来を信じて行動しましょう。

下記に映像資料をアップしました。

市長との会見 2011.05.20

市議会議長との会見 2011.06.09

建設委員会 2011.06.28 土屋会長の請願答弁など
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# by shiminwomamoru | 2011-07-04 14:48 | アナウンス

裁判2題。

あす旧広島市民球場関係の裁判が2件あります。

6月29(水)
 10時~ 「住民投票却下に対する提訴の裁判」(広島地方裁判所にて)
 14時~ 「建造物取壊禁止請求控訴事件」(広島高等裁判所にて)
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# by shiminwomamoru | 2011-06-28 19:31 | アナウンス

まだ、まだ、市民球場。

先の6月15日、松井市長宛に旧市民球場の解体の一時執行停止を求めて要望書を提出してきました。
遅くなりましたが、ここでお知らせしておきます。

松井市長はすでに計画案の見直しに言及されていますが、案を見直すのであれば、せめていま残っている球場の再活用もふくめてのもでなければ意味はありません。
このまま事務的にことを進めるのは、民意に反して「なにがなんでも解体」だった秋葉市政の姿勢を踏襲することにほかなりませんから。

なお、このたびの要望書提出は多くの市民の声を代弁するということで、(旧)広島市民球場フォーラム、広島市民球場跡地利用市民研究会、ALL FOR HIROSHIMA、未来創造プロジェクトと共同で行いました。

要望書の内容は下記のとおりです。

(要望の趣旨)
 去る5月20日には、旧広島市民球場の問題について、私たち市民グループの声を直接聞いていただき、真に有難うございました。
議会決議について木島新議長のお考えを伺いたいと思い、6月9日に要望書(別紙添付)を提出し、山田春男議員も同席のもと40分位話しをすることができました。議長は、「個人的には反対の意見ではあるが、議会で決まったことについては重く受け止めている。しかし予算が決まっても執行されない例はあり、市長には再議権及び執行権がある。」と言われました。
6月13日には、「議員の有志と市民との意見交換会」を開催することができ、17名の参加で2時間余り忌憚なく論じ合い、大変有意義な会となりました。
議員と市民とでこのような会を重ね、より良い案を作っていきたいと思います。キャンパスジェネレーションの若者も参加し意見を述べ、次の内容について共に市長への要望書を出すこととなりましたので、何卒よろしくお願い申し上げます。
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(要望の内容)
1.市案が見直しとなった今、跡地計画が決まるまで、解体執行は留保していただきたい。(現時点では最善の、また当然の方策ではないでしょうか)

2.基本計画を作成するための「検討委員会」を早急に作っていただきたい。また市民の声を反映させるための委員会構成を示していただきたい。(それでなければ、前市政と何ら変わることのない施策であるといわざるを得ない)

3.菓子博は一過性のイベントでもあり、都心部の賑わいづくり、都市計画について長期的な視野をもって進めていただきたい。(菓子博成功は私たちも願っていますが、菓子博のための解体ではなく、その後の再開発計画についても検討することが急務であると考える)
以上

 なお、議員との意見交換会で「菓子博や各種イベント開催にあたり、多くの問題点がでてきましたので、別紙の図と共にお知らせしておきます。
 また、市の跡地広場案が白紙となったので、商工会議所と中振連との意見交換もしたく、早いうちに申入れを行う予定です。

菓子博及び各種イベント開催にあたっての問題点
 先日、菓子博会場のイメージ図が公表されましたが、問題点を明らかにするため、市民の手でスタンドを書きいれ、参考のためイメージとして描き直してみました。一度ご覧ください。
 
スタンドがあることのメリット
1)広島の戦後復興の歴史に触れ、語りながらイベントができる。

2)原爆ドームと指呼の位置にある球場の外観を残すことにより、その場に
復興の歴史的意味を持たせることができる。

3)夜間イベントには照明棟が必要であり、4棟を再活用すれば夕方から夜の開催も計画できる。150万人の賑わいづくりとしては大切なことである。

4)イベント実施にあたり特に音響の問題は避けることができず、その解決のためにもスタンドは必要である。(これまでの事例により実証済み)

5)今後のイベントで、有料の場合、囲いは必須条件である。

6)スタンドを残すことにより、座席を確保できる。

7)一部限定的に、トイレや倉庫としての利用が可能である。

8)電車側の外側通路も店舗として利用できる。

9)今後どのように活用するか、町づくりの一環としての可能性を残せる。

10)特に菓子博などのイベントでは、衛生面を確保する必要があり、外部との壁や囲いが求められる。 
        以上
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# by shiminwomamoru | 2011-06-17 16:20 | アナウンス